しづかなり、しはす

 母方の祖父の喪が明けたと思ったら同家の祖母が亡くなりました。九十八で自宅の畳の上で息を引き取りましたので大往生と言っていいのでしょうが、縁がひとつ途切れてしまいました。維持するのも自分次第か。
 ここまで来るには色々あって、ひとつ肩の荷がおりたのと、寂しくて堪らないのとが混じり合って、ずっと雪の中に閉じ込められているような気持ちです。
 そんなわけで二年続けてお正月は喪中です。雪のない県庁所在地から雪の積もった地元へ、近々行って来ます。