ひとまずのリハビリ

 来年の手帳について覚書。早いって言わない。私以外には多分どうでもいい。
 2010年はキャンパスダイアリーのマンスリー+A6B罫ノートをいつぞやの高橋書店リシェル1のカバーに装着して過ごした。ペンはロットリング4in1。これに付箋紙を3種類ストックして流動的なものはそれを使う。月々の家事、公私の予定、家人の予定、夕に食べたものなどを書いていて、さすがにA6マンスリーのみでは足りない状況になって来た。来年の半ば頃までは今の状態が続くと思われる。
 他に日常的に手帳に入っているものはカード状の鋏、ほとんど利用していないけれど情報カード(5×3)5枚、なぜか伴侶の名刺が1枚。
 手帳の構成要素として希望するものは次の通り。

  • サイズ: 手帳判〜B6
  • 年間予定表: 特にこだわりはないが体調管理表を兼ねるので必須
  • 月間予定表: ひと月を俯瞰するページはやはり欲しい
  • 週間予定表: バーチカル(土日均等、時間軸長め) 自分の時間の使い方を把握したい
  • その他: ペンホルダー(必須)、メモページ(別冊を購入も可)

 で、主に高橋書店能率手帳で探し、高橋書店リシェル5(No.215)に一応落ち着いた。

  • サイズ: 店頭で実際に見たところA6に親しんだ身にB6はやはり大きく重く(そこまで多忙ではないし)、手帳判はA4判の4ツ折を挟み込めないことに気付いた。ティーズクラブは手帳判だがストラップを閉じると紙が落ちないので、その辺に何気に強かった(2007年に使用)。幅もペンを含めてA6判と同じぐらいに収まるし、バーチカルがあれば有力候補だったに違いない。
  • 月間予定表: デザインは使いやすいと思うけれど、実は巻頭に12か月分まとまっているほうが好み。妥協と週間予定表との兼ね合いによる。
  • 週間予定表: 色やフォント、全体のデザインは好み。しかし同リシェルの平日重視版は左一列のメモ欄がなく、それでなくても1日分の幅が狭くなる土日均等版になぜメモ欄があるのか不可解。月のカレンダーも当月+翌月分あると尚良いと思うけれど、リシェルは月間予定表がすぐに捲れるのでまあいいかというところ。
  • その他: 手頃な価格でありながら、2年使ってもへたれないカバーは本当に素敵。ぺらぺらした塩ビのペンホルダーは多機能ペンを装着するには心許ない。年間カレンダーページにさり気なくプランニング欄があるのも良いし、切り取りメモや方眼ノートなど細かな配慮も嬉しい。

 各社見て思ったのは、実用とデザインの兼ね合いというのは難しいなあということ。勿論好みだけれど、私はちっとだけめんこくて且つ丈夫なのが良い。高橋のリシェルやティーズのシリーズは比べれば比べるほど良く研究されていて、紙質も良いし、安心感がある。まあ色のバリエーション的には何だその、げふんげふん。サイトに厚さ・重量も掲載してくれると尚親切。
 と、考えるとどんだけ高橋好きなんだという感じだが、2011年手帳・カレンダー・家計簿商戦は始まったばかり。今後リシェルの不満点を解消してくれるものと出会ってしまった時の覚悟を決めておかなければいけない。というか何かもう悩みすぎて手帳も婦人之友家計簿もやめてポケット家計簿だけで生きて行こうかなと思ったぐらいの好い加減なオトナに成長しつつある今日この頃、秋を通り越して冬の気配すらありますがいかがお過ごしですか。